紀南病院では、平成28年4月1日より、輸血を希望されない
患者さまに対し、以下のように対応します。
1、当院では原則、「相対的無輸血治療」を施行します。
2、輸血を希望されない患者さまに対して、そのことが理由での診療拒否はいたしません。
3、「輸血謝絶兼免責証書」など「絶対的無輸血治療」への同意文書には署名いたしません。
4、「相対的無輸血治療」に同意いただけるように努めますが、最終的に同意が得られない 場合は、他院での治療をお勧めします。
5、出血性ショックなどによる瀕死の病態で救急搬送された場合は、「当院は相対的無輸血治療」 を施行することを説明し、賛同いただけない場合は原則診療を拒否します。
(参 考)
絶対的無輸血
患者さまの意思を尊重し、たとえいかなる事態になっても輸血をしないという立場・考え方。
相対的無輸血
患者さまの意思を尊重して可能な限り無輸血治療に努力するが、「輸血以外に救命手段がない」事態に至った時には輸血を行うという立場・考え方。
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