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病院長挨拶
 平成30年4月1日に病院長に就任いたしました阪越です。今まさに日本社会に押し寄せている超高齢化人口減少の波により、地域医療が危機的状況を迎えているこの時期に病院長を拝命し、その責務の重大さに身の引き締まる思いです。精一杯努力しますので、どうぞよろしくお願い致します。

 さて、当院は終戦直後の昭和20年に、近隣の農業会と国民健康保険組合の共同出資により、地域住民のための病院として「紀南病院」の名称で開設されました。その後昭和27年に西牟婁郡を中心とする町村で構成された一部事務組合(現在は田辺市、白浜町、上富田町、みなべ町の1市3町で構成される公立紀南病院組合。以下単に「組合」という。)が運営することになりました。昭和33年には社会保険庁の管轄となり社会保険病院となりましたが、経営に関しては引き続き組合が経営委託を受けるという、社会保険病院の中でも珍しい経営形態で運営する事となりました。その後増床や名称変更がありましたが、平成20年には社会保険庁の組織改革により、独立行政法人年金・保健福祉施設整理機構(RFO)に出資されました。そして平成26年3月12日にRFOから、組合に譲渡され、名実ともに自治体病院となり、名称も「社会保険」の冠が外れ、元の「紀南病院」に戻りました。

 このように当院はやや複雑な沿革を有していますが、運営主体が変わっても「地域住民のための病院」というスタンスは変えることなく、地域のために医療を提供してきたという自負があります。今後もその方向性を変えることなく、地域中核病院として、良質な医療の提供はもちろんのこと、救急医療、災害医療及び周産期医療などの機能を維持発展させながら、より一層地域に密着して、地域住民の方に今まで以上に安心して利用して頂けるように努力してまいります。

 現在当院は地域基幹病院として23診療科356床(感染病床4床)の体制で診療を行っております。病棟も急性期病床を担う7病棟に加え、在宅復帰を目指す患者を支援する回復期のための地域包括ケア病棟を1病棟設置しております。地域がん診療連携拠点病院、地域周産期母子医療センター、第二種感染症指定医療機関、救急告示病院、和歌山県災害拠点病院、へき地医療拠点病院、洋上救急協力医療機関に指定され、7:1看護体制も整備しています。また、医療従事者の教育研修にも力を入れており、基幹型臨床研修指定病院(医科)、単独型臨床研修指定病院(歯科)などに指定されており、多くの学会の認定施設にもなっています。このように充実した医療スタッフと病院機能を持っており、がん診療、周産期医療、小児医療、救急医療、心疾患治療などに対しては地域住民より高い評価を頂いています。特に心疾患治療に関しては、心臓センターも開設しており、循環器内科と心臓血管外科が共同して365日24時間体制で循環器診療に力を注いでいます。

 ここまで堅い話をしてきましたが、ほんの少しだけ脱線して私のことを述べさせて頂きます。
 私の趣味は卓球で、今は院内の卓球仲間でKNB50という卓球サークルを立ち上げ活動しております。地元で開催される大会にも出場し、サークルのメンバーそれぞれが結構良い成績(密かに自慢)を上げております。 試合中、スマッシュが決まると、福原愛ちゃんよろしく「サアーッ!」とガッツポーズをするのですが、最近これが癖になり、病院内でも思わず「サアーッ!」と言ってしまいそうになります。大事な会議で病院長としての意見を求められたときに、「さぁ・・・」と言ってしまわないか、大変心配しているところです。

 余談はともかくとしまして、今後も地域住民のための基幹病院として、地域住民の皆さまから「紀南地方の誇り」と言われるように、日々精進していきたいと存じますので、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

平成30年4月1日
紀南病院 病院長 阪越 信雄

 

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