医師名 | 職名 |
糸川 秀彰 | 病院長 |
坂本 友香 | 部長 | 北畑 雄大 | 医長 |
東 隼也 | 医員 |
中川 聖太 | 医員 |
林 菜摘 | 医員 |
船岡 勇佑 | 医員 |
小野 紀夫 | 非常勤 |
藤林 舞 | 非常勤 |
小林 杏輔 | 非常勤 |
北野 陽大 | 非常勤 |
一般精神医学領域疾患を扱っています。特に専門外来は設けておりません。
精神科ケースワーカーによる精神保健福祉相談や福祉資源との連携が行われています。また、担当看護師による精神科訪問看護を行っています
私たちの組織「公立紀南病院組合」は、紀南病院、紀南こころの医療センター、紀南看護専門学校の3つの組織から成り立っています。
現場の私たちは「こんな問題があるから退院できない」ではなく、「退院してこんな暮らしがしたいからそれに向けてどんな準備をしていけばよいか」など看護者の視点を変えてすすめています。
看護相談やこころの健康出前講座など、地域精神科医療の役割を看護の立場から担っています。
看護部長 | 杉谷 弘美 |
看護職員数 | 74名 (看護師:71、准看護師:1、看護助手:2) |
看護師配置基準 | 15:1 (第1・2・7病棟) |
看護提供方式 | チームナーシング+受け持ち制 |
勤務体制 | 3交代制 *一部、変則勤務形態(時差勤務)を取り入れています 日勤帯: 8:30~17:15 準夜帯:16:30~ 1:15 深夜帯: 0:30~ 9:15 |
部署 | 師長 | 主任 |
急性期治療病棟(第1病棟) | 谷本 三枝 | 須﨑 彰 |
準急性期閉鎖病棟(第2病棟) | 田中 恵津子 | 日下 修 |
開放病棟 | (休床) | (休床) |
慢性期閉鎖病棟(第7病棟) | 塩路 敦則 | 蒲田 美恵 |
訪問看護 | 柳田 麻紀 | 松下 昌平 |
外来 | 山本 咲良 | 小森 晃 |
デイケア | 中西 勝子 | 二葉 昌伸 |
地域医療福祉連携室 | 中西 勝子 | 福本 英美 |
人として豊かな感性をみがき、倫理観を高め、専門職業人としての自律と成長に努めます。
1 | 社会の変動、医療の進歩に即応し、良質な看護の提供に努めます。 |
2 | 患者様の人間性を尊重し、生活の質の向上に努め自立を支援いたします。 |
3 | 高度化し、かつ多様化する地域住民の医療サービスのニーズに対応します。 |
4 | 地域精神科医療の役割を看護の立場から担います。 |
1. | 患者の視点で安全、安心な看護を提供します ・人権に十分配慮し患者、家族にやさしさと思いやりをもって接する ・倫理的感性を養い、現場で直面する倫理的課題を検討する ・多職種とのコミュニケーションを円滑にし、完全管理意識を高める ・院内外の専門職と協働し、円滑な退院調整を行う |
2. | 医療情勢の変化を理解し、病院経営に参画します ・診療報酬の改訂の内容を理解し病院経営に協力する ・全病棟において効率的、効果的な病床管理を医師と共に行い、入院患者 数1日平均103人を目指す ・外来初診枠の調整を行い、外来患者数1日146人を目指す |
3. | 接遇の向上に努めます ・業務上、関わる全ての人達と円滑なコミュニケーションがとれるよう各部 署で具体策を検討し実行する |
4. | 働きやすい職場環境を作り、人材確保と人材育成に努めます ・看護職員個々のキャリアアップをはかるため、院内、院外研修へ参加し 実践に繋げる(気づき、考え、行動する) ・学研オンデマンドを効率よく活用する ・各自時間管理を行い、勤務時間内に業務を終える ・各部署業務改善を行い、看護師の負担軽減に努める |
作業療法(OT)~Occupational Therapy~
「作業=Occupation」は「何かをして時間を占める」という意味です。
そこには労働や日常生活はもちろん、趣味や遊びなど、人が人として生きていくのに必要なあらゆる活動が含まれます。
作業療法ではこうした全ての「作業」が治療の手段にも達成目標にもなります。
当院では精神疾患により生活に障害を持った方々に対して個別あるいは他の人たちとの関りや、その人に合った具体的・現実的な作業活動を利用し、
精神機能の向上、対人関係能力の改善、作業能力の改善などを図っています。
作業活動を利用する意味
1 | 活動を通して、よい体験が出来たり、人とコミュニケーション をとりやすくするための道具として利用します。 |
2 | 作業活動を経験して、現実感や自信が回復できるように力をつけます。 |
3 | 実際の生活課題(家事や仕事・生活リズム・社会資源の利用など)を解決できるようにします。 |
4 | 人生にとっての生きがい、趣味、潤いなどをみつけます。 |
など作業療法において作業活動を利用する意味は様々です。
紀南こころの医療センター作業療法室は、これらの様々な「作業」を通して患者様の病気の回復過程を促進し、生き生きとした生活の営みを支援します。
OTサロン | 色塗り、絵画、手芸、陶芸などの物作り、トランプ、音楽鑑賞、読書などその方のペースで時間内自由に過ごしていただきます。 |
小グループ | 症状別、機能別にグループで進めることで症状の安定や問題対処の仕方などを話し合ったり、促進します。(退院準備、うつ病、認知症、など) |
個人OT | 必要に応じて作業療法士が個別で関わります。 |
心理教育 | 他職種で進め、病気の理解を深めるプログラムです。 |
各病棟活動 | レクリエーション、ストレッチ体操、カラオケ、創作活動など、病棟内または活動棟で活動します。 |
紀南こころの医療センターでは、
当院に通院されている方を対象に訪問看護を行っています。
精神に障害を持ちながら地域で生活している方が、家庭や地域社会で安心して日常生活を送る事ができるようスタッフが定期的に訪問し、相談や必要な支援を行うことです。
健康面、生活面、制度面、ちょっとした不安や迷い、困ったことなどご相談に応じたいと思っています。
(訪問看護担当者2名、他、必要に応じて他職種も同行いたします。)
訪問看護を開始するには、主治医の指示が必要です。
主治医または病棟・外来看護師にご相談下さい。
各種保険が適用になります。
自立支援医療制度が利用できますが、市町村や個人の所得により負担額が異なる場合があります。
紀南こころの医療センター 訪問看護
Tel 0739-22-2080 (代表)
デイケアとは、精神科のリハビリテーションの一つです。
活動を経験して、安定した社会生活を送れるようになることを目的とします。
・日常生活リズムをつくりたい
・体力を回復したい
・寝てばかりいて困っている
・自宅に居るだけでなく出かける場所がほしい
・日中過ごせる場がほしい
・自分の体調や疲れをコントロールしたい
・人と交流し、うまく付き合えるようになりたい
・友達がほしい
・同じ心の病を持つ人と悩みを話し合いたい
・心の病気の事をもっと知りたい
・社会復帰について考えているが、まだ不安
・将来働きたいのでその準備がしたい
・社会生活上の技術を身につけたい
・楽しみ、趣味を見つけたい
・自信をつけたい
・何をしても長続きしない
など、 利用者様の目的に合わせてご参加していただけます。
また、はじめから「目的を持って通わなければならない」ということではなく、はっきりとした目的を持たずに通い始めて、通い始めているうちに自分の目的を見つけていこうと思っている方も歓迎します。
まずは、自分のペースでご利用ください。利用してみようと思われる方は主治医にご相談ください。
9時00分 ~ 15時00分
※昼食は、管理栄養士指導の当院の給食をご用意できます。
※午前または午後だけの利用も可能です。(この場合、昼食のご用意は出来ません)
※土曜日、日曜日、祝祭日はお休みです。
09:00~ | 受付・自由プログラム |
10:00~ | 朝の会 ラジオ体操 |
10:30~ | 午前のプログラム |
11:45~ | 昼食 |
12:00~ | 自由プログラム |
13:00~ | 午後のプログラム |
14:45~ | 1日の振り返りシートの記入 |
15:00~ | 終わりの会 |
・活動には自主活動・グループ活動・全体活動があります。
(興味のあることや、やってみたいことを提案していただけます)
・スポーツ活動(ラジオ体操・散歩・卓球・風船バレーなど)
・文化活動(パッチワーク・ぬり絵・書道・俳句・カラオケなど)
・ステップアッププログラム(社会復帰や作業所、就労などへのステップアップを目的としたプログラム)
・その他(料理教室・美術鑑賞・ドライブ・誕生会など)
・各種健康保険による医療費が基本です。
・自立支援医療制度を利用するなど対応が出来ますのでご相談下さい。
・上記の基本料金以外に、プログラムによって材料費、交通費等が必要となることがあります。
その都度、お知らせします。
地域医療福祉連携室は、平成24年9月に設置されました。
主な業務として、
・患者様の入院手続き
・退院に向けての他施設、他機関との連携、調整
・入院患者様の他科受診の予約
・精神保健福祉相談等を行っております。
構成は、看護師(1名)、精神保健福祉士(2名)、事務員(1名)となっており、
概ね65歳以上の高齢者、介護保険対象者を看護師が担当、その他の患者様を精神保健福祉士が担当しております。