看護を学ぶための基本的な科目、看護を提供するための根拠となる人体の構造や機能、疾患や治療について、対象である人間の理解を深める構成としました。またICT活用の基盤となる情報の倫理、情報のリテラシー、コンピュータ操作等も学びます。
看護学の基盤となる学問で、人間のライフサイクルにおける健康の意義と保健・医療・福祉における看護の役割について理解し、看護の本質と概念及び、看護の対象への科学的根拠に基づく看護実践の基盤を学びます。2022年のカリキュラム改正では高い臨床判断能力、コミュニケーション能力を養えるようシミュレーションの内容が充実しました。
教室での講義(授業)、実習室での技術演習などで構成され、臨地実習へとつなげます。
臨地実習とは、病院などの医療や看護の現場で行う実習のことです。基礎看護学実習は1年生から2年生の頃に、各論実習は2年生から3年生にかけて行われます。受け持ち患者様に対し、日常生活援助技術などの基本的な看護技術を実践し、各看護実習では、それまでに学んできた看護を実際に展開します。老年看護学、地域・在宅看護論実習では老人保健施設や訪問看護ステーションなど地域での実習を行います。
このような実際の看護の経験は、大きな学びとなり自分を成長させる機会となります。