① 臨床研究に関する指針
当院は、疾患に対する診断法・治療法についての科学的知見を得て、将来の医学の発展に寄与し、それによってこの地方により良い医療を提供するため、医学研究を実施しております。医学研究の実施にあたっては、以下の基本方針に則って行っております。
- 「ヘルシンキ宣言」や「人を対象とする医学研究の倫理指針」を遵守し、被験者の人権保護を最優先として医学研究を実施します。また、医学研究を行うにあたっては、各種法令・指針・社会的規範を遵守します。
- 医学研究は、当院倫理委員会において、倫理的・科学的観点から厳格に審査したうえで病院長の許可の下に行います。
② 臨床研究におけるインフォームド・コンセントについて
臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明し同意を取得した上で実施します。しかしながら、臨床研究のうち、患者さんへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用いる研究等については、「人を対象とする医学研究の倫理指針」によれば「必ずしもインフォームド・コンセントを要しないが」、その場合には、試料・情報の利用目的や利用方法等、研究の実施についての情報を公開したうえで、患者さんが情報利用等について拒否の機会を保障することが必要とされています。このような手法を「オプトアウト」と言います。別添一覧表に当院が実施している一覧表を掲載していますが、オプトアウトを用いた医学研究については※印をつけております。対象となる研究への協力をご希望されない場合は、添付文書内に記載されている各研究の担当者までお知らせ下さい。
○ 現在（または過去に実施）の臨床研究一覧
一覧はこちら
